「ニューヨークにいきたい病」にかかったら聴きたい定番7曲。
ニューヨークにいきたい
ダメだ、またこの病気になってきた。
寒くなるとニューヨークに行かなければいけない気がしてくる。秋のセントラルパークをトレンチコート着て恋人と腕を組んで、片方の手にはスタバのカプチーノ。向かいから来る犬を「かわいい」とか言いながら、落ち葉をパチパチ踏みながら歩かなきゃいけない気になってくる。
今観てるAppleのOriginal Drama「The Morning Show」がニューヨークを舞台にしているからか?いや、もしくはウィノナライダー主演の昔の映画「Autumn in New York」のせいか?
とにかく昔からよく、突然ニューヨークに行きたくなることがある。なんでそんなに行きたいのかあれこれ要素がありすぎて説明できないけど、なんていうか、街の一部になってみたいのだ。
- ジャズバンドの演奏にどっぷり浸りたい。(飲みながら)
- 美術館めぐりをしたい。
- NY発のJivamukti Yoga でクラスを受けたい。
- ジョンレノンの最後の場所、ダコタハウスに行って献花したい
- セントラルパークでトレンチコート着てベンチに座ってコーヒー飲みながら読書したい(茘枝角公園じゃダメ)
- タイムズスクエアのクリスマスツリーを見てみたい(銅鑼湾のタイムズスクエアじゃダメ)
どれもこれもたいしたことではないのだけど、ニューヨークに夢を叶えるためにやってきた人と一緒の空気を吸ってみたいのかもしれない。
ニューヨーク。いつかは行ってみたいけど、今はちょっと明日の子供たちのお弁当とか、英検の申し込みとかあるからいけないし(うん?)とにかく今すぐは無理なので、ニューヨークにちなんだ音楽を聴きながらこの気持ちをしのいでみようと思う。
「Theme from New York, New York」Frank Sinatra(1977)
とりあえず、ニューヨークといったらフランク・シナトラ。しなちくじゃなくてシナトラ。シナトラといえば「My Way」がお馴染み。こちらの動画は1985年の武道館ライブ。目をつぶって聴いてると加山雄三に聴こえてくる。そして武道館なのに「キヨゥトー!!」って叫んでるのは気のせい?
「Walk on the wild side」Lou Reed(1972)
ルーリードを語ると長くなるので端折るが、アンディーウォーホルにスカウトされてバンドデビューしてソロに。のちにU2などさまざまなアーティストに影響を与える。生き様があまりにロック。声が渋くて唯一無二。ブルックリン出身。
「Englishman in New York」Sting (1984)
私が初めて買ったCDは1970年代後半から1980年代前半に活躍したイギリスのバンド「The Police」の「Ghost in the machine」だった。中2の頃にはバンドは解散したがちょうどその頃、ボーカルのスティングがソロアルバム「Nothing like the Sun」をリリース。そこに収録されているのがこの曲。ニューヨークにいるイギリス人が「自分の英語の訛りでわかるだろう?僕はエイリアンだ、法的に認められたエイリアンだ。」と歌う。笑われようが、バカにされようが、自分を貫け!(Be yourself no matter what they say)という歌詞がぐっと心に響く。この曲からはニューヨークのイメージがよそ者には冷たい感じがする。スティングの書く歌詞は社会を風刺したものが多い。
「New York State of Mind」Billy Joel (1976)
母の勧めで小学生の時に初めて聴いた時には衝撃が走った。なんてカッコいいんだろうって。香港のライブにも行った。ちなみにビリージョエルまだ生きている(こら)
これはだいぶ若かりし頃の映像。都会暮らしに疲れて一度はニューヨークを離れたけど、やっぱり都会にもまれながら生きる感覚が恋しい・・・という「俺って、ふっ・・」な感じの曲。タバコふかしながらピアノ弾き語りかぁ。しぶー。
「New York City」Norah Jones
ノラジョーンズが、インドの伝統楽器シタール奏者「ラヴィ・シャンカール」の娘だと知った時、彼女の音楽センスに合点がいった。声も雰囲気も魅力的。ブルックリン出身。
「(邦)New York City Serenade」Christopher Cross(1981)
これも母が大ファンのクリストファー・クロスの曲。小学校の時こればっかり聴かされていた。カラオケ+和訳入り。