飲茶のくにのブー

幸せってなんだを考えすぎずに考える雑記ブログ

「Tones and I 」の世界から戻れない。

出会いは突然やってくる

その昔「no music, no life」と彫ったくらい(腕に…じゃなくてiPodに。)朝から晩まで何が何でも曲を聴いてます。音楽大好き!!

ある日、何気なくApple Musicから週1で送られてくる「Booさんへのおすすめプレイリスト」を聴いていると、突然、変な曲が流れてきた。「はぁ?なんだこれ…」それはEnyaを聴いている最中に突如Metallicaの曲を喰らうくらいの衝撃…いや、氷川きよしが演歌のプリンスという縛りから解き放たれて本来の姿に戻ったのを見た時以上の衝撃だ。(もっとわからない)とにかく「え?」と、慌ててiPhoneを手に持ち、曲名とアーティスト名をみてみると…Tones and I の"Dance Monkey"



聴いたことない声と歌い方

一体何をどうすればそんな声になっちゃうんだ!とツッコまずにはいられない独特の声。そして聴いたことがない歌唱法…しかしなんだろう、これが全然イヤミじゃないのだ。もちろん最初は声にクセがあって、グェ…ときたけれど…何度か聴いていくうちに、そのクセが逆に心地よくなってくるのだ。奇をてらってわざと面白く歌ってるわけではなく、むしろ心の赴くままに、気持ちよく歌ってる。アルバムを聴き込む程に好きになる。ついつい何度も再生してしまう。な、なんなんだ、この中毒性は!!やめられないとまらない!

年齢が不詳すぎる

Kid's are coming のMVを観てふっと疑問が湧いてくる。ラフなストリートスタイルの服はビリーアイリッシュ風ではあるが、目深にかぶるキャップから見えるお顔が…なんだかお歳を召しているような…それにあの声、お婆ちゃんが可愛い声出して歌ってるのかも…と思い始めてきたので、Tones and Iと検索してみた。すると一番最初に「Tones and I 年齢」と出てくる。お婆ちゃん説、私だけじゃなかった(笑)そしてWikipediaをみたら26歳とあった。がーん…失礼しました…

オーストラリア・バイロンベイ発・きら星シンガーソングライター。Tones and I (トーンズ・アンド・アイ)

2018年アーティストとしての夢を追いかけて、当時働いていた小売業の仕事をやめ、ワゴン車に住みながら路上ライブを始める。ライブ中に今のマネージャーから声をかけられる。

2019年、3月にリリースされたデビューシングル「Johnny Run Away」でオーストラリア国内で大絶賛・大ヒット。オーストラリアレコード産業協会からプラチナ認定を受け、第2弾シングル「Dance Monkey」を6月に発表。たったの2曲でオーストラリアのスターに。その後国内のフェス「スプレンドール・イン・ザ・グラス」に出演し、2万人のファンを集めた。その後のツアーは即完売。8月には初EP「The Kids Are Coming」をリリース。


私と同様に「最初は嫌い、今は超好き!」というファンがたくさんいるようです。

2019.11.21にはアメリカのテレビ初登場!

アメリカでよくある、ゲストを呼んでやるトーク番組「The Tonight Show Jimmy Fallon」に出演したことも、最近ニュースになってました。オーストラリアだけでなく、どんどん世界に出てきます!!


歌詞もキャッチーで凄くいいのでまた追記します。
しばらくは彼女の歌声が脳内でぐるぐるだ…




香港スイーツ雪糕車(シュッゴーチェ)

"富豪雪糕" 香港人御用達の愛されアイス


今日、ヨガの後太子駅付近で、久しぶりにアイスクリームのワゴン車みつけました。

孫とおじいちゃんがちょうどアイスを受け取るところでした。幸せな気分をいただいちゃいました。


しかしなんだろうこの存在。このワゴン車見かけると、いつもほっこり癒されます。
アイスクリームって、平和な感じ。だって、怒りながらアイス食べる人いないもんね。「お前の母ちゃんを○○してやる!」って中指立てて、ミルクアイスぺろぺろしてる人がいたら、逆に会ってみたいわあ。


ちなみにブログのヘッド画像に使われてるのは海辺の街・西貢(サイクン)の雪糕車です。定番の音楽を鳴らして、大抵決まった場所にいます。


値段もお手頃、定番のソフトクリームは10ドル(150円くらい)ですね。あとはドラムスティック、カップのアイスが8ドル。1番下のジャンボオレンジ…ってなんだろ(笑)

味は、ちょっとまったりしたミルク味です。でも日本の牧場アイスを期待すると、ちょっと違います。ぜひ確かめに、食べに来てください…って、今は言えないけど(泣)

うん、いつか香港が平和になったら食べに来てください!!


今週日曜日、選挙があります。風向き次第でまた荒れるんじゃないかと思ってます。

香港の皆さん、Stay Safe!!




【グランメゾン東京 ③】おとなの悔し涙に感動する。

木村拓哉がカリスマシェフを好演の「グランメゾン東京」もう5話まできましたね。早い。面白いから早い。

あらすじは省くとして(極度の面倒くさがり)このドラマったら本当に涙腺がいくつあっても足りない。崩壊しまくってます。今現在5話までで大小・様々ウルっとくるシーンはあれど、特に2回、ダーダー泣けてきたのがありました。(個人差あり?笑)

天才シェフの料理を前に、負けを認める

1話から。鈴木京香演じるフレンチシェフ・倫子はミシュランで三つ星を取るべく、30年以上、料理だけに身を捧げて努力してきたのに、木村拓哉演じるカリスマシェフ・尾花の作る最高の料理を前に、どんなに努力してもかなわない事があるんだ、と、現実を思い知らされます。「なんで私にはつくれないんだろ」と尾花の料理に舌鼓をうちながら、ぼろぼろ泣くその姿…鈴木京香の演技が演技と思えなくて、私もつい、テレビに向かって「うんうん、そうだよね、そうだよね、そりゃ悔しいよね…ダーダー」と京香と同じ勢いで泣いてしまった。

料理に全てを捧ぐ男の、噛みしめる男泣き

5話から。あーこれも大変だ。三つ星を狙うキムタクが、ミシュランから二つ星の連絡を受ける。ちょうどまかないが振舞われていた中、ひとり厨房から雪の降る外に出て、ドア前のに座りまかないを食べながら悔し泣き。それも本当にズビズビ泣いてる。悔しい、悔しい、悔しい!!って心の声が聞こえた。ブーももれなくズビズビだよね。がはあ。

悔し涙は一生懸命やっている証拠

一生懸命頑張ったからといって人生必ずしも結果が伴う訳ではない。うまくいかず、悔しさから涙を流す事だってある。でも逆に言えば、涙が出るほど、真剣に取り組んだという事。それって、一生懸命に生きている証拠なんだと思う。だから、かっこいいし、応援したくなる。
(あ、一生懸命の懸命って「命を懸ける」って意味なのか!)

ドラマ上のことだけど、こんな風に、人生をかけられるモノに出会えた人はそれだけで、幸せだと思う。うまくいっていても、そうでなくても。



長々お付き合いありがとうございます。

最後に一つおまけ。



いよいよフレンチレストラン、Grand Maison Tokyo のプレオープンという大事な時に、メニューに、第1話で、カリスマシェフ人生を奈落の底に落とした、あのトラウマ食材うにを投入してくる大胆さ…というか、学んでなさにビックリしたよオイ‼️(最高瞬間ツッコミ率)




【香港デモ ①】香港のデモで思うこと。

電車が動いてるかどうかから始まる

朝、起きてすぐに「今日電車動いてるかな」と朝のニュースを観るのがもう常だ。「荃灣綫がダメみたいよ」月曜日はチム(会社もより駅)が閉鎖で、旦那も手前の駅から、他のスーツ姿の会社員と列をなし、ゾロゾロと職場に向かったんだそう。きっとみんな下向いて、重い足取りで黙々と…なんだか想像がつく。


2019.11.19 朝8時のネイザン・ロード


更に「今日はどこ?(で、デモ活動あるの)」と夫婦で確認し合うのも日課だ。昔は「香港人日程表」なるものがWhatsappなどで出回っていて、時に週末に、どこでどんな活動をするかが分かるようになっていた。デモ参加者はもちろん、デモに出くわしたく無い人は事前にチェックでき重宝した。しかし、最近の活動は予定は未定・神出鬼没。どこでばったり出くわすかわからないので、うかつに外出はできない。週末どうしても出かけなければならない場合、用事は午前中に済ませ、速やかに帰宅。なぜなら夕方から深夜に向けて活動がヒートアップするからだ。

あなどってた催涙弾の影響

週末だけだったデモ活動も、今月あたりから平日も行われるようになり、セントラルやチムやコーズウェイベイなど中心部だけだったものが、今やもうありとあらゆるところでやるようになった。静かに行進したり、ショッピングモールで歌うだけなら良かったが、エスカレートしたグループは、器物破損、道路封鎖。火炎瓶を投げるように。
電車は止まるわ、駅は燃えるわ、改札は壊されるわ、発券機は割られるわ、レストランは木っ端微塵。モンコックの交差点の信号機もだらんと線が垂れ、ずっと壊れたまま…デモ隊のやることがどんどんすさまじくなっていく。それに比例して警察の制裁も度を超えていく。人間ってここまでやれちゃうんだ。


ついに11/11(月)〜19(火)、全ての小中学校が休校になった。11日の朝に「スクールバスに乗らないでください」と連絡が入った。学校までの道が塞がってしまったのだ。子どもが安心して教育を受けられないような状況なんだなぁ…と、改めて思った。

日本人小学校は催涙弾がたくさん打ち込まれた香港中文大学のすぐ隣だ。有害なダイオキシンの影響で近くに生息していたリスやスズメの死骸が見つかったと話に聞いた。また最近子どもに増えている原因不明の湿疹も、催涙弾の影響と言われている。被害者は常に罪のない弱者だ。(催涙弾の人体への影響について、何か情報があれば是非教えてください)

なんの意味もなさないかもしれないが、とりあえずマスクを着用して、今日から子ども達は学校に行った。(マスク禁止法なんてナンセンスにもほどがある)送り出す親はみんな不安でいっばいだ。保護者は今週、来週とボランティアでスクールバスに添乗することになった。

タクシー運転手のつぶやき

長い休み中は、朝から晩までサイレンが聞こえてくる中で、子ども達は少し音量をあげて、黙ってアニメを観ていた。

うっかりチャンネルを香港の番組にしてしまうと、燃え盛る炎に包まれる人の姿、至近距離からデモ隊に発砲する警察、電車を妨害され怒り狂う乗客、棍棒で殴られるデモ隊、ゴツゴツ音を立てて殴られて血を流す人、線路に積まれた瓦礫、伝線にぶら下がる自転車、催涙弾で真っ白の煙に包まれ逃げまどう人…外で起きている現実がいやおうなしに刺さってくる。子どもにはかなり毒だ。知らぬ間にストレスを抱えているかもしれない。


実はこんな時に、私は先週ヨガのティーチャーズトレーニングで東京の実家に帰っていた。子どもを残して後ろ髪を引かれる思いだったが、既に申し込みをしていて、いたしかたなかった。日本ではニュースで「桜を見る会」の話題の合間に、戦場になった香港が映し出され、全く変な気分だった。桜を見る会か…日本はなんて幸せな国なんだろう。


「どうしちゃったんだよなぁ。俺たちの香港は。狂ってるよ。香港人同士でなぜ殴り合う必要があるんだ。次の世代がいちばん可哀想だよ。これから香港は中国の一都市にすぎない場所になる。香港が無くなるんだ。昔の、のんびり、あっけらかんとした、食べ物が美味しくて、海も山もたくさんあって、笑いがあった香港が無くなるんだ。俺は爺さんになったら台湾へ逃げるよ。こんなところにはもう住めない。こんな香港に未練もない。」


香港の空港から自宅に帰ってくる時にタクシーのおじさんが、私が家に着くまでずっと喋ってた。
おじさんの言う「次の世代」の子どもたちは、この先一体どんな香港に住むことになるんだろう。

負の連鎖を断ち切る勇気を

憎悪は憎悪しか生まない。暴力は暴力しか生まない。勇気を出して、今の負の連鎖を断ち切らなければ次のステージにいけないと思う。

デモ隊も、警察も、一般市民も、政治家も、とりあえず肩書きは置いといて。香港人同士しっかり繋がって、お互い尊重し合いながら対話を重ねて、香港に住む皆にとって1番良い方向に、平和な方向に…一緒に向かっていけたらいいのに。

香港の人達が、自分の心を、体を、また他人を、街を、物を、自然を…これ以上傷つけずに、事態が早くおさまりますように。そして、大好きな香港の人達にまた笑顔が戻ってきますように。


またいつか「シュンナ〜(もういいよ)モウマンタイラ〜!(大丈夫!)」ってみんなが笑って言えたなら。




【グランメゾン東京 ②】おい、ちょ…を言わないキムタク。

キムタクと言えばやっぱり…

うちの娘はキムタクを「にょーわいにょーわい」と呼びます。以前、お笑い芸人・ハリウッドザコシショウがキムタクの「おい…ちょ待てよ!」を「誇張しすぎた木村拓哉」というネタにしていました。ザコシショウが例のカウボーイハットに黒パン一丁の出で立ちで「ちょーと まーて くーれ にょーわいにょーわいにょーわい…」と両手をぐるぐる回すのですが、誇張しすぎ…というか原形が見当たらない。否、それどころか、それが人間を表しているのかどうかすら疑わしい。そしてそんなに意味不明なのに、なんだかおかしい。(面白いのおかしいと頭が残念な方のおかしいの両方)

そんなわけで可哀想なキムタクは、我が家では7歳の娘に「にょーわいにょーわい」私には「おいちょ」と呼ばれています。まあそれだけキムタクの「おい…ちょ待てよ!」は「絶対」なんですよね。

キムタク「おい、ちょ…」封印?

グランメゾン東京のストーリーは公式サイトやwikiに任せるとして、1話でどうしても引っかかっている場所があります。それは絶好のタイミングにキムタクのお株である「おい…ちょ待てよ!」を出してくれなかった事。それは、鈴木京香演じる女性シェフ・倫子が「どんなに頑張っても才能がないんだ」と、三つ星を諦めると言って去ろうとした、その時です。ちょっと間を置いて、キムタク演じるカリスマシェフ・尾花が、倫子を引き止めるんですが、その際にこう言い放つんです。


もったいねえなぁ!!


…へ?


いやいや、そこは「おい…ちょ待てよ!」でしょ…



(もったいねーな!とこっちがいいたい)


1話が放送された時、おそらく何千、何万人もの人々がテレビに向かってパシーンと総ツッコミ入れた瞬間です。(瞬間最高ツッコミ率) 日本国民がこんなに求めているのに、なぜ出してくれなかったのよ!水戸黄門に「印籠」のび太に「0点」キムタクに「おい…ちょ待てよ」がお決まりでしょうよ!ちょっと何とかしてよこのモヤモヤを!!と、テレビ局は苦情殺到だったに違いない。いや絶対そうだ。

いやしかし、パリのセーヌ河を背景にトレビアンな「おい…ちょ待てよ!」を聞きたかった。残念。

みんなにいじられるのが嫌で、あえて封印しているのなら、むしろそれを売りにしちゃえーくらいの、遊びゴコロがあったらいいと思う。そうしたら、更に幅広い人に愛されるんじゃないかなぁ。50手前で3枚目に転身したっていいじゃない?



ドラマ批評みたいで、実はかなり偏ったところばかりに目がいってしまうブーでした。

お付き合いありがとうございます。まだまだあるのでぼちぼち書いていきたいです。




子供が習い事に行きたがらない時に親がかける魔法の言葉

「バレエ行きたくない」


3歳からバレエを習っている下の娘。いつかは香港バレエ団のプリマバレリーナになるんだと、雨の日も風の日も、夢に向かって楽くバレエスタジオに通っていました。今年の春にはRADのpre-primaryも受験。一歩一歩夢に近づいていったのでした。

ところが最近7歳を目前にして、どうした訳かバレエの時間前になると突然お腹が痛い・気持ち悪いと言い出すように。みてると、ほぼほぼ精神的なもののよう。だんだん時間も迫ってきて、親の方も焦り出します。「いやいや、さっきまで普通におやつ食べて遊んでたよね?さあ行こ行こ!」と促すも逆効果。しまいには親も強引になり、娘は娘で玄関先で泣きながら大暴れのボイコット。

さあどうする?…今までちっとも悩まなかった事である日突然悩み出す。イエス、That's 子育て。

こんな時の親の心境はきっとこんな感じでしょう。

  • あんなに楽しくやってたのになぜ?
  • 自分からやりたいって言ったのになぜ?
  • 高いお金払ってるのに、困るなぁ。
  • 習い事してる間に○○したかったのに。(←それな)

疑問から困惑、そして苛立ち。分かります。分かりますよ…そして迫り来る時間。なんとかして連れて行かなければ、ムキーッ!!


その時、これ言っちゃ「ダメ、ゼッタイ!」


もうすでにこの時点で、親と子の温度差があるのに、更にその差を開く暗黒魔法の言葉があります。さあ、杖の準備はよろしくて?


ダメ!何が何でも行きなさい!


これを言って「はいそうですか」とバレエに行けた試しがありません。もう完全にアウトです。


なぜ、行きたくないかを考えてみる


娘はバレエを始めたのが3歳で、物心がついたかつかないかくらいの時でした。たまたま家の近くに、可愛らしいピンクのチュチュを子供に着せバレエを教えてくれるローカルのバレエスタジオがあり、娘はそのチュチュの憧れからか「やってみたい!」と私に懇願。3歳児のうるうる✨目に負け、トライアルを経て、正式に習うことに。6歳過ぎまで楽しく通っていました。それなのに、急に行きたくなくなった。なぜ?


行きたくない理由はきっと下の中にあります。幼ければ幼いほど、理由が言えなかったり、自分でも分からなかったりします。時間は気になりますが、急がば回れで、一旦落ち着いて、深く呼吸をして、話を聞いてあげましょう。

  • 興味がなくなった
  • 本当に具合が悪い・疲れている
  • 嫌な事・心配事がある
  • 今、他にやりたいことがある(遊びたい)
  • 上達しないからつまらない

etc...

やる気になる魔法をかける


では理由がわかったところで、それにどう対処するか考えてみたいと思います。


興味がなくなった

これは本心かどうかをしっかり見抜く必要があります。特に物心がつかない時に始めた習い事は、ある程度大きくなったら、本人としっかり今後について再度話し合う必要がでてくると思います。ピアノやバイオリンを既に買ってしまったから今更やめられたら困る、とかもうレッスン料を払ったからもったいない…という親の立場の気持ちは一度封印した方が良いかもしれません。一旦辞めても、また改めて始めるパターンもありますし…まずは誰のための習い事かを忘れずに、子供の気持ちに寄り添ってあげたいですね。


本当に具合が悪い・疲れてる

休みましょう(笑)無理して行かせて体調を悪化させたり、他の子に病気をうつしてしまうより、よっぽど建設的です。
また、子供は学校に行くだけで、思ってるよりも緊張し、心身ともに疲れています。次に楽しく行くために、ゆっくりする日があってもいいのでは?習い事休んだら死んでしまうという訳じゃないですから。


嫌な事・心配事がある

うちの娘はこれでした。最初はお腹痛い・気持ち悪いの一点張り。精神的なものだと分かっていたので、焦る心を落ち着かせ…目線を娘にしっかり合わせ「どうして行きたくないかを、ちゃんと話してごらん」と何回か優しく話しかけると、娘はやっと口を開いて「レッスンが長いからトイレが心配で」と話してくれました。
実は9月からカリキュラムが変わり、1回の練習時間が1時間から1時間半に延びました。それが彼女にはつらかったようです。トイレに行きたいというのが恥ずかしくて、何度か我慢し、それが心配のもとになっていたのでした。
それを私から先生に伝えようか?と言うと「もう大丈夫。自分で言える。」といいました。どうやら私に話しただけで、娘は安心し、気が済んだようでした。忙しくても、時間をかけてじっくり子供の話すことに耳を傾けてあげるって大切なんだなぁと、反省しました。


今やりたいことがある(遊びたい)
上達しないからつまらない

この場合は、スペシャルな魔法があります。私は娘にこうよくいいます。娘の両肩に手を置き、娘より下から目線で真剣に…


「あなたは、スター⭐️なのよ」

えーそんな芝居染みたこと恥ずかしい、と言わず、真剣な表情で言うんです。スターじゃなくて、ヒーローでも。子供がわかる「素敵なモノ」に子供を例えてください。でも「天才」とか「カリスマ」とかは無し。努力したらなれるものに。嘘ではないです。子供の奥底には本当に無限の可能性が秘められているのですから。

前述しましたが、娘は香港バレエに入りたいという夢があります。たまたま香港バレエに知り合いがおり、彼の公演を何度も観に行くうちに、自然とそんな夢をもつようになったのです。でも現実のレッスンは基本的な動作の繰り返し。派手な衣装も舞台セットもオーケストラの音楽もありません。モチベーションもだだ下がりになってきます。でも、その度に先ほどの魔法の言葉を注入するのです。「あんな素敵な舞台に立つ人でも、あなたの歳の頃には、あなたと同じように、頑張って頑張って頑張って練習したんだよ。だから今はまだ素敵な衣装を着て舞台に立つことはできないけど、こうやってスタジオに来て、未来の姿を思い浮かべて練習してるあなたはもう、既にスターなんだよ。」



(魔法をかけたら、ほらこの通り!)


モチベーションアップに習い事に関連する、可愛いグッズ投入も効果ありです。バレエならレオタードの上にふんわり羽織るチャコットのカシュクール!刺繍が可愛いくて、何より肌触り最高✨
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ちょっとしたキッカケで、気持ちのスイッチって入れ替わります。それは大人も子供も同じですよね。

どんな時も、自分はスペシャルなスターなんだ、と、常に自分で自分を励ましていけたら最高です。

最後までありがとうございました😊




【グランメゾン東京 ①】王道パターンのドラマ、だから安心してみれる!

きらめく女優と国民的アイドルの四半世紀後

世界でイチパン綺麗は鈴木京香ね
(パン一じゃない)

20年以上前、都内の電子部品メーカーの海外事業部でお仕事をしていた時のこと。お向かいに座る、日本に帰化した中国出身のOさんは四角い黒縁メガネから、くっきり二重のマヂ目をギラつかせ20そこらの私に向かい、体を乗り出して言い放った。



京香の何が美しく、何が特別かを熱く、力を込めて
身振り手振りで日本語で語り出した。

忙しかったのでOさんの話は話半分で聞いていたが確かに鈴木京香は、女の私から見ても気持ちがいいくらいに、いいオンナだと思った。


その鈴木京香を四半世紀を経て、遠慮なく「オバさん」呼ばわりする男がいる!
(いや、あれから20年以上経ってるから年齢的にはそうだけど)


木村拓哉だ。


最近のドラマには法則がある?

「グランメゾン東京」を観始めるようになったのは旦那さんとの何気ない会話からだった。

「最近、どのドラマも内容一緒だよねー。」

①絶対勝ち目が無い、名もなき弱者が圧倒的なリーダーと一緒に地道に頑張る。

②絶対勝者からからの執拗な嫌がらせに屈しない。(最初は相手にもされないがだんだん脅威になり、妨害する)

③逆転大勝利‼️


くじけそうになっても、負けずに風向きを変えて行こうぜ、オー!!的な時に流す、おきまりの感動的なBGM…(オーケストラ風味)


「なんで、みんな構成が同じなんだろ?」私の素朴な疑問に旦那さん即答。


今の日本人がそれを求めてるんだよ!


…なるほど。(分かったような分からないような)


善悪がはっきりした安定のストーリーの中、ドラマの登場人物たちが悩んだり苦労しながらも、最後に「不可能を可能に」する方程式を、主人公と一緒に疑似体験して、自分の人生に「希望」を見出したいのかもしれない。わかる。わかるよ。みんな幸せになりたいもんね。

「じゃあ、もうすでに、ロケットエンジンだ、シューズ作りだ、色々と出尽くしてるから、次のドラマはシェフとかなんじゃない?」

と、何の気なしに言うと、旦那さんが「ブーちゃんすごい!次はキムタクがシェフになるらしいよ」と、ちょっと興奮してた(笑)

というわけで、日本人が求めているドラマ(by旦那)
「グランメゾン東京」はどんな物語なのか、私も観てみる事にしたのでした。

「だからどうした?」がいい

話はおいちょに戻すが、鈴木京香をオバさん呼ばわりするのはドラマ内で1回2回じゃない。


連呼!


Oさんがそれを聞いたら、嘆き、悲しみ、そして
怒りの鉄拳〜feat.中国4000年の歴史で

フゥワアタタタタタタタタタ‼️
Don't think, feeeeeeeeel‼️

と、キムタクに食らわすに違いない。

でも、鈴木京香も負けてないのだ。
泣く子も黙るトップアイドル(だった)キムタクを

「おっさん!」

となじりたおす。また、おいうちをかけて他の登場人物も

「日本の恥」
「最低の人間」
「あんなクズ」

…の、3本でお送りいたしまーす byサザエさん。と、キムタクに対してけちょんけちょんだ。

でも、なぜかある意味気持ちがいい


なんでだろうと考えた。この清々しさはどこからくるんだ?現実2人は50前後で、真のおじさんとおばさんだ。でも

それがどうした?

とケロリンと開き直ってる姿が、年齢的に近い私には、なんだか、すっきりさっぱりすがすがしく感じるのだ。

「劣化」という失礼な言葉があるけれど、あえてそのまま使うなら人はみんな「劣化」する。しなかったら人間じゃない。

ドラマの構成上であれ、かつて美しく輝き、現在はネットで「○○ 劣化」と検索されてしまっている相手を、こうも躊躇なく、互いに「おっさん!おばさん!」呼ばわりしちゃうなんて。

過去の栄光や若さにしがみつかず、むしろ新しい自分を楽しんでいるようにも見えて、逆にカッコよくないか?

それにしても、このキムタクの言われよう…
私のドラマの法則①「底辺からはい上がる」の伏せんバッチリクリアですよ。ふふふ。



ここまでお付き合いありがとうございます!
次回はいよいよ本編の感想を書いてみたいと思います。